契約書のマスキング、まだ手作業ですか?
無料で使える「オフライン自動マスキングツール」を公開しました
契約書を社外共有するたびに、法人名・氏名・住所・金額・日付…を目視で探して黒塗り。
この作業、地味に時間を溶かすうえに、拾い漏れが一番怖いやつです。
そこで、外部送信なし(端末内処理)で、契約書のマスキング候補を自動抽出できる
「Legal Masking Tool(無料)」を公開しました。
なぜ契約書マスキングが“しんどい”のか
マスキング作業は、やっていることが単純に見える割に「漏れた時の損害」が重いのが特徴です。 しかも契約書は、当事者情報が本文・別紙・表・定義条項に散らばっていて、探すのが面倒。
現場で起きがちな“時間ロス”
- 甲乙の定義(当事者)→代表者→住所→押印欄→別紙…と散在
- 金額・日付が「和暦」「算用数字」「漢数字」など表記ゆれ
- 表(テーブル)内の情報を見落とす
- 最終版・修正版の差分で“黒塗り箇所がズレる”
無料ツールでできること(Legal Masking Tool)
Legal Masking Toolは、契約書に頻出する「識別子(個人情報・秘匿情報)」を中心に マスキング候補を抽出し、置換(タグ形式 / 墨消し形式)まで支援します。 “外部送信なし”で動作するので、機密文書の取り回しが比較的しやすい設計です。
おすすめ運用フロー(社内展開しやすい形)
「便利そう」だけでは社内展開で止まるので、最初から“説明できる形”に寄せます。
現実的に通しやすい3ステップ
- テスト文書で検証:自社の契約書フォーマットで拾える/漏れる箇所を把握
- 運用ルールを決める:誰が最終確認するか/タグ形式or墨消し/保存先/ログ扱い
- 社内展開:配布元URL・ハッシュ(改ざん検知)・利用条件をセットで周知
限界とリスク(ここを誤ると事故る)
ツール導入で一番まずいのは、「自動だから安心」と誤解して目視工程を飛ばすことです。 マスキングは最終的に開示判断(何を秘匿すべきか)に直結します。
事故を避けるためのチェック観点
- 拾い漏れ:別紙・表・定義条項・押印欄の確認を固定手順にする
- 誤検出:一般名詞や条文番号等まで消さない(意味が壊れる)
- 提出目的:相手方・提出先ごとに“残す情報/消す情報”が変わる
- 改ざん検知:配布元URLとハッシュ照合を運用に組み込む
無料の次に整えるべき「実務の型」
マスキングは“入口”。その次にボトルネックになるのは、判断・通知・説明資料の作成です。 ここは属人化しやすいので、テンプレ(型)で先に潰すのが最短です。
最後に:ダウンロードはこちら
無料ツールは“入口”として用意しています。実務は「判断の型」が揃っている方が速いので、必要に応じてプロンプト集も併用してください。
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