Legal GPT Tools

法務実務を、記事で学ぶだけで終わらせない

契約レビュー、ハラスメント対応、契約管理、マスキング、AI法律相談など、 目的に合わせて使える実務ツール・プロンプト集をまとめています。

無料ツールあり 30日無料トライアルあり 買い切り商品あり
この記事は、「AIを使うべきか、まだ迷っている段階」の方のために書いています。
難しい説明は一切しません。実際に3分だけ試してみて、「自分でも使えるかどうか」を自分で判断できる状態になることがゴールです。
法務担当・企業の管理部門の方 「契約書を確認するたびに時間がかかる…でもAIに読ませてよいのか不安で、なかなか踏み出せない。」
総務・経営企画など法務兼任の方 「専門家ではないけれど契約書を見なければならない。AIが使えるなら使いたいが、何から始めればいいかわからない。」

こういった悩みを持つ方は多いと思います。AIを使うには特別なスキルが必要、というイメージがあるかもしれません。ところが実際には、料理のレシピを検索するのと同じくらい簡単に始められます。

💡 まず「そもそも法務AIって何者?」から知りたい方は、こちらの記事からどうぞ。
→ 法務AIを「人」で例えるとこうなる(基礎編)

この記事の結論

AIへの指示文(プロンプト)をコピペして貼るだけで、契約書のリスク候補を3分で洗い出せます。
AIは「判断する人」ではなく、「読み飛ばしを防ぐ補助ツール」として使うのがコツです。

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契約レビュー、ハラスメント対応、契約管理、過去相談検索、マスキング。 読んで終わりにせず、実務で使える入口を診断ページで確認できます。

AIプロンプトで文章作成を速くしたい
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従来 vs AI活用 契約レビューの流れ

従来の流れ(時間がかかる) AI活用の流れ(3分で下地完成) 契約書を受領 まずは全体を読む(10〜20分) 重要条項を探す 損害賠償・解除・秘密保持…手作業 リスク項目をリストアップ 頭の中で整理しながらメモ(15〜30分) 合計:30〜60分(読み飛ばしリスクも) 集中力・経験値に依存しがち 契約書を受領 テキストをコピー(30秒) プロンプトを貼り付けて送信 コピペするだけ(1分) AIがリスク候補を出力 表形式・優先度つきで一覧化(1〜2分) 合計:約3分で確認の下地が完成 あとは担当者が確認・判断するだけ
図1:従来の手作業レビューとAI活用の流れ比較(所要時間はあくまで目安)
観点 従来の手作業 AI活用
所要時間(第一次確認) 30〜60分 約3分
見落としリスク 集中力・経験に左右される AIが網羅的にチェック
必要なスキル 法律知識・読解力 コピペできれば十分
出力形式 メモ・付箋など不定形 表形式・優先度つき
最終判断 担当者が判断 担当者が判断(ここは変わらない)

法務AIで契約レビューを効率化する方法(入門)

むずかしい操作は一切ありません。料理で言えば「レシピ通りに材料を並べる」だけです。

  1. 契約書のテキストをコピーする PDFならテキスト部分を選択してコピー、Wordファイルなら全選択(Ctrl+A)→コピー(Ctrl+C)。機密情報が含まれる場合は、社内ルールを確認してから進めてください(後述)。
  2. 下のプロンプトをコピーして、先頭に貼る ChatGPTやClaudeなどのAIチャットを開き、以下のプロンプトの後ろに契約書のテキストをそのまま貼り付けます。
  3. 送信して出力を確認する AIがリスク候補を表形式で出力します。出てきた内容を参考に、最終判断は必ずご自身(または弁護士)で行ってください。

コピペOKプロンプト(そのまま使えます)

このプロンプトのポイントは、「AIに何を見てほしいか」を最初から指定している点です。単に「この契約書をレビューして」と送るより、どの条項を見るか・どういう形式で出すかを明示することで、出力の精度が大きく変わります。これが「プロンプトの設計」の基本です。

PROMPT(コピー用)
以下の契約書を読んで、リスクの可能性がある条項を洗い出してください。

【チェックしてほしい観点】
1. 損害賠償の範囲・上限(当事者にとって不利な定め)
2. 解除条件(一方的に解除できる条件が偏っていないか)
3. 秘密保持義務の範囲(広すぎる・期間が不明確など)
4. 知的財産権の帰属(成果物の権利は誰のものか)
5. 自動更新・解約通知期間の定め

【出力形式】
表形式で、「条項名 / 該当箇所 / リスクの概要 / 優先度(高・中・低)」の4列でまとめてください。

※ 以下に契約書のテキストを貼り付けます。

---
(ここに契約書のテキストを貼り付けてください)
---

※ このプロンプトはそのままコピーしてお使いいただけます。出力内容は必ずご自身で確認・判断してください。

機密情報の取り扱いについて:実際の契約書を入力する際は、社内のAI利用ポリシーおよび使用するAIサービスの利用規約を必ず事前に確認してください。まずはサンプル契約書や非機密の条文で練習することをお勧めします。
✅ ここまでできたら

あなたはすでに、「契約書レビューの一次整理をAIに任せられる状態」になっています。
あとは人間が確認して判断するだけ。これが法務AIの正しい使い方です。

「それって大丈夫?」よくある3つの誤解

AIを使い始める前によく聞かれる不安を整理します。

AIの回答を信じ切っていいの?
信じ切るのではなく、「見落とし防止のフィルター」として使うのが正解です。
料理で例えると、AIは「食材を切り揃えてくれる補助の人」。最後に味を決めて料理を仕上げるのは、必ずあなた自身です。AIが出した候補をベースに、自分の目で判断する——このセットで使うことで、ミスが格段に減ります。
AIに入力したら情報が漏れませんか?
これは重要な確認ポイントです。ChatGPT有料版(Team / Enterprise)では学習オプトアウトが可能ですが、必ずご利用のサービスの規約と社内ポリシーを確認してください。最初は実在しない架空の契約書や公開サンプルで練習するのが安全で確実です。
法律の知識がなくても使えますか?
はい。このページのプロンプトはコピペするだけで動きます。「どんな観点でチェックするか」をAIに事前に指示しているので、あなたが法律用語を知らなくても、AIがわかりやすい言葉でリスク候補を出力してくれます。知識が増えれば指示もより精度が上がっていきます。

次のステップ|もっと実務で使いたい方へ

本記事のプロンプトは、実際の企業法務業務で使用している内容をベースにしています。単なる例文ではなく、実務での使い勝手を前提に設計しているため、そのまま現場で使っていただけます。

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