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再エネ業界のつぶやき

最後は人間関係──交渉の現場で痛感したこと

AIに関するブログを書いてるのですが、つくづく思います。

理屈(AIも含む)よりも、人間関係。

法的に正しいことを言っているはずなのに、相手の機嫌を損ねてしまえば、交渉は一気に難航します。
こちらがどれだけ正当な主張をしても、一度こじれた関係はなかなか元に戻らない


例えば、こんなことがありました。

交渉の初期段階、法務として先に「仕事」としての論点整理を投げたところ、
──いわゆる“ハイボール”を投げてしまった形になり、
相手に「高圧的」と受け取られたようで、そこから契約締結までがものすごく遠回りになったことがあります。
※こちらは仕事して誠実に進めようとしただけなんですが…。

また、別の案件では、
他部署の担当者が、他社のお祝いの席に不可抗力で出席できなかったことが、
(おそらくそれだけが原因ではないものの)ずっと根に持たれ
最終的には「契約書の改行位置が気に入らない」といった難癖のような指摘が飛んできたこともありました。
もはやストーカー気質か!とツッコミたくなるほど。


このような経験を経て、改めて思います。
どんなに法的に整備しても、どんなに論理的に詰めても、
結局、交渉は「人と人」。

そして、関係が崩れてからのリカバリーには、法ではなく信頼が必要です。


再エネ業界に限らず、他部署でも、他業界でもきっと同じでしょう。
でもこの業界は、多くの関係者との長期的な調整が前提となる分、
より一層、「人間関係」が結果に影響することを実感します。


制度も大事、論理も大事。
でも、最後はやっぱり人間関係──
そんな日々の現場で感じた、ちょっとしたつぶやきでした。

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