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秘密のベールに包まれた「弁護士料金」の世界〜企業法務部員のリアルな実感〜

こんにちは。今回は、「秘密の弁護士料金」のお話を少しだけ——企業法務の世界の”あるある”を交えて綴ってみたいと思います。

🔍弁護士選定は数年に一度の一大イベント

当社では、数年に一度、弁護士事務所の見直しや選定作業を行っています。もちろん「弁護士」とはいえ、他の外部ベンダーと同様に見積書を取得し、比較検討するプロセスが必要です。

驚くべきは、事務所ごとに料金体系がまったく違うこと。

パターン①：パッケージ型

パターン②：タイムチャージ型（先生ごと）

ここで注意が必要なのがこの点。1案件に対して複数の弁護士が同時に関与するケースも多く、

A先生 × 4.0h
B先生 × 8.5h
C先生（アソシエイト）× 13.0h

と積み上がっていくと、1日で数十万円という請求も珍しくありません。正直、一般の個人や中小企業では依頼が難しい価格帯になることも。

もちろん、法律のプロフェッショナルとして

をしていただいており、「払う価値はある」と常々感じています。“知のサブスク”とも言える存在ですね。

弁護士選定にあたっては、「有名かどうか」「名前を知っているか」だけでなく、

など、複合的な視点での比較が欠かせないと感じています。特に、タイムチャージ制の事務所では”誰が何時間対応するのか”の透明性が重要です。

「うちの案件、思ったより請求高いな」と思って確認したら、実は若手の先生が大量に時間を積んでいたなんてことも…。

請求書の”明細欄”、しっかり見ていますか？😉

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